The Shonan-Miami Beach City Friendship Society



湘南マイアミビーチ市親善協会

2005年 国際シンポジウムレポート 

BY TAKAKO SAKUTA & SAKIKO ENDO



クロージングセレモニー

日本から持っていた鎌倉彫の贈呈です。
ダーマー市長の代わりに副市長のバウワーさんが閉会式に
来てくださいました。

そして、国際シンポジウム参加認定証が各国各人に一枚ずつ
用意されており、授与されました。 

最後には各国がお互いにプレゼント交換がありました。

国際シンポジウムに参加して

 マイアミビーチ市はもともとスペイン領であった為か、その後の移民も多く、現在でも約半数の住民がスペイン語を第一言語としているという。 海と空は言葉に表せないほど美しく、日差しは強いけれど湿気は案じたほどでもありませんでした。 
人影もまばらな砂浜には2メートルおきかと思われる距離にずらっとゴミ箱が置かれていました。

 また、マイアミビーチ市は観光が第一産業でその充実を市として大変重視しているようです。観光客に満足してもらい再び訪れてもらえるようなよい印象を与えたいと言う強い方針が感じられました。
  それ故今回のシンポのテーマとして ”Hospitality for travel& tourism” が選ばれたのでしょう。

 姉妹都市として藤沢市はその親密度、歴史という点で他の都市との比較を待たず、しかもそれが主に民のレベルで進められていることを高く評価していただいているようでした。
  今回は全部で9都市という姉妹都市数の中で参加数は少なかったのですが、今後の姉妹都市のあり方を知ろうとするメキシコのコズメル、マイアミに多くの自国民を持つブラジル、ジョージア州のイースト ポイントなど 海に面していてその観光業の発展をマイアミビーチ市に学ぼうと熱心に交流を求めていました。 マイアミビーチ市は今後これを恒例にして参加都市を増やして行きたいとの意向です。 藤沢になじみの深いステファニーは現在高校で教えていて、生徒たちは日本に関心が強く是非連れて行きたいという希望も述べられていました。

 日本でも大きな関心事となったハリケーン カトリーナの被害はマイアミビーチ市は幸い余りなかったようですが、緊急の際の対応についても質問や意見がでました。
  マイアミビーチ市は観光客の避難について、現在ホテルにその第一責任を持たせる以上の具体的な対策を持たず、台風、津波の影響を受ける日本に今後その方面の意見を聞きたいといわれました。 緊急時の海水浴客への対応は藤沢市にとっても重要課題であると思いますが、私たちは一般市民としてその際の対応策のみを話すにとどまりました。

 マイアミビーチ市側で今回のシンポの計画を練り、準備して迎えてくださった方々、
滞在中常に気を配って下さったマックに心から感謝いたします。

 参加者へのおみやげ、記念品の準備など皆様のご協力ありがとうございました。

そしてこの様な貴重な経験をする機会を頂いたことに感謝しています。 
今後更に親善友好が深まりますよう微力ながらお手伝いしていけたらと思っております。

ありがとうございました。


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